2009年6月17日水曜日

笹かまぼこ

仙台名物の笹かまぼこ。
その由来は明治時代のはじめにひらめの大量が続いたので、保存のためにすりみにして手のひらでつぶして焼いたものだそうです。形が笹の葉に似ていることから笹かまぼこと呼ばれました。
かまぼこ自体は、平安時代末には文献に現れます。初期のかまぼこは今のちくわの形をしていて、棒にさした形状が蒲の穂ににていること、鉾の形ににていることなどから「蒲鉾」と呼ばれるようになりました。

その後板の上に練り上げたすり身を成形してつくる「板かまぼこ」が出てきて、そちらはしだいに「かまぼこ」と呼ばれ、本来の「蒲鉾」は「竹輪蒲鉾」から「ちくわ」に呼び名が変わっていったということです。本来の蒲鉾はちくわだったんですね。
仙台のかまぼこは笹かまの他に枝豆やしいたけやレンコンなどなどの具の入っている「彩ころん」とか豆腐かまぼこの「むう」(揚げかまぼこ)などがありバリエーションも豊かでおやつ、おかず、酒の肴に結構なものがたくさんあります。

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