宮城県の指定伝統工芸品である仙台箪笥。
幕末から明治時代はじめのころその素地ができあがり、明治末から大正はじめのころには生産量が急増して「仙台箪笥」という呼称が使われ始めたといいます。
材料:ケヤキや栗、内側は杉や桐
大きさ:間口約4尺、高さ約3尺、奥行き1~3尺
塗り:透明、下の木目が見える(木地呂塗り)
意匠:全面に打ち出しの鉄金具が沢山付く
これが仙台箪笥の原型で、現在は生活スタイルに合わせてさまざまなデザインのものがつくられています。
仙台箪笥でごはんが食べられるところがあります。
仙台市指定文化財になっている「鐘景閣」。
もともと一本杉にあり、鐘景閣に住んでいたのは伊達伯爵家。鐘景閣は明治に入ってから家臣の佐々木氏の下屋敷を買収し、15代当主、伊達邦宗氏が建て直したものです。宮城県を代表する一級建築士の山添喜三郎の手によるもので、明治36年に起工、明治38年に棟上げされました。
その後、紆余曲折あって昭和56年の解体の際に、現在地の茂庭に移築されました。
5000円で箪笥料理が堪能できます。
仙台箪笥伝承館、門間箪笥店
茂庭荘、鐘景閣
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