2009年8月11日火曜日

封内土産考「案内の湯豆腐」


案内は、今の東仙台付近です。案内公園という地名で今も残っています。封内土産考に出てくる「案内の湯豆腐」ですが、「宮城郡小田原村案内(東仙台)で茶屋を営む卯兵衛が製造し、7代藩主伊達重村が「名物」の号を与えた」とあります。また、橘南谿(たちばななんけい)の「東西遊記」にも紹介されております。橘南谿は(1753-1805)は、江戸時代後期の医者で、橘が仙台に来たのは天明5年(1785)から翌年にかけてのことで、東西遊記は寛政7年(1795)の刊行です。

参考文献:仙台市史通史編5近世3

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